顛末

4/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
蚊は目指した。 更なる蚊い楽を求めて。 蚊らだを焼いたせいの持ち主に、一種の憎悪の念を抱きながら。 その欲と憎悪のあまり、自らが鬼に成り果てんとしてるとも気付かずに。 蚊は、せいの持ち主の、鼻の頭を目指した。 あの刺されるとマジでウザい、鼻の頭を。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!