悲劇は突然

2/21
1254人が本棚に入れています
本棚に追加
/126ページ
私の名前は神崎澪 この春、女子校の成美(なるみ)学園に通うことになった 「れ~い~。早く行こうよ~♪」 この子は咲野葵(さきのあおい)。同じくこの春成美学園に通う私の親友 身長が148cmと小柄で、栗色のふんわりとした髪が可愛らしいドがつくほどの天然少女だ そしていつどんなときでも私に抱きついてくる 今も抱きつかれている 正直歩けないんだよね(汗) まぁ、可愛いから許すけど 「はいはい。じゃあ私から離れて歩きなさい(汗)」 「や~だ♪澪って抱き心地いいんだも~ん♪」 お前はどこの変態だ 「それはどーも。でもホントに離れて?歩けないから。学校行けないでしょ?」 私がそう言うと、葵は渋々私から離れ、頬を膨らまして拗ねたように上目遣いで私を見る 男だったら悩殺だろうね
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!