二日目開始

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朝。俺と愛里は制服に着替え(俺は洗面所で着替えた)、学校に向かって歩いていた。 ………終始無言。 学校に着くと、大半の生徒は校庭にいた。 「………では、今からロシアンルーレット二日目を開始します。」 キーンコーンカーンコーンと学校のチャイムが鳴った。 「ちなみに、このゲームから逃げ出した生徒は、あなた方に付いている腕輪が爆発して死にました。100名中27人が逃亡したので、今日はあと23人死ねば二日目終了です」 つーか、腕輪なんか付いてたっけ………。 俺は腕を見た。 ………あった。特殊フィルムで皮膚と同化してて見づらいが、腕輪が付いていた。 「では、銃を配布する。」 一番にレーザー銃を手渡す先生。 ………ピカッ。 バンッ! 一番の頭が破裂した。 もう、人が死ぬってのに何も感情が顔に出ない。 このゲームが終わった時には、俺は人間でいられるだろうか。
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