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校長が錆びた鉄骨の壇上に上がった。
「えー…今日君達を呼び出したのは、ここでロシアンルーレットをしてもらうからです」
………は?
ほとんどの話を聞き流すつもりでいたんだが、流石にこの言葉には顔を上げた。
「ロシアンルーレットだぁ?」
「貴重な休日を返せ!」
短気な一部の生徒のヤジ。まぁ確かに「貴重な休日を返せ!」には俺も同意。
「ちなみにこのロシアンルーレット中は学校はありません。この行為をするためだけに学校に来て下さい。ちなみに三日間を目安にするつもりです」
おぉー!と言う歓声。単なるレクリエーションに三日間!でも、なんで三日間なんだ?レクなんだし、半日もすれば終わるだろ。
「銃はこのレーザー銃です。当たりの光が身体の一部に当たると、血液の量がそこだけ増え、破裂します」
学年主任がメガホン片手に言った。
「え…………」
全員が固まる。
「君達がやるのは本当のロシアンルーレットなんだよ。言い忘れたけど、このゲームは生存者が100人になった時点で一日目が終了します。では幸運を」
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