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俺は校庭に向かって歩き出すと、みんながみんな、円陣になっていた。 「全員揃ったみたいだな。じゃあ銃を配るぞ」 俺の担任が銃を出席番号1番にレーザー銃を渡した。 「これを好きな場所に当てて引き金を引けばいい。一回分だけレーザーの質量が残ってるこのクラスは死傷者は20人でればいいそうだ」 サラッと言うな! 「……あれ?」 なんか所々抜けてるな。 「抜けてる奴は学校から逃げ出そうとして地雷を踏んだ馬鹿者だ。だからあと13人だ!」 13人もこのクラスで死ぬのか…………。 まずは1番の友達が引き金を引いた。 カチッ 「……セーフ……。」 それから番号順に引き金を引いていく。そして12番目になった時、悲劇が起こった。 カチッ…ピカッ。 左腕に銃を向けた12番の銃口が光った。 「うわ……うわわわわっ!」 12番の左腕がどんどん膨れていく! バンッ 12番の左腕が吹っ飛んだ。
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