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―さすがに肌寒い。
早く火を起こして暖まろう。
「輝、一人だけ暖をとろうなんて思うなよ。」
見透かされた。
潤が薪を割りながら、笑って言う。
「分かってるよ。」
同じように笑って返しておく。
夕ご飯は、定番のカレー。
みんなで作ると、また一段とおいしい。
食事のあとは、みんなで楽しく話をする。
涼汰がいるから、話題が尽きることはない。
辺りはすっかり暗くなっていた。
星がきれいだ。
月も、優しく僕らを照らし出している。
寒くなったので、テントに入ろう。
僕は心優といっしょ。
"女の子"同士だから。
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