マルコ息子

3/4
前へ
/29ページ
次へ
で、 マ(マルコ)「…………」 「…あぷぅ」 カゴごと置いてかれた…つか捨てられた…まじで…。 しかも、ドクロがばーん!と描かれたクジラの船の前に。 そして目の前には全くやる気の感じられない目をした男が、ヤンキー座りでいるんですけど。 なんかほぼ半裸なんですけど。 入れ墨あるんですけどオオオ! 「ぁうー(これ完璧カタギじゃねえだろ。そうなんだろ)」 マ「まいったねい」 「?」 マ「俺もついに孕ませちまったかい」 「……」 な、生々しいぃぃぃ!! なんなの? この世界の人って常に赤ん坊の前ではR18なの? っていうか俺はバナナの息子なの? それともそれはパイナップルなの? (↑もはや頭しか見ていない) マ「目は同じだしよい」 「(まじで?っていやいやそれだけで決めてはいけないよ、うん)」 マ「俺の手配書も入ってるしよい」 「(いやそれはさ、カゴにもともとしまってあったんじゃないかなあああ)」 マ「お、手紙も入ってるよい」 「(手紙はあるけども。手紙はあるけどもォォ!君宛てじゃないんじゃないかな!?)」 マ「孕ませちまったない…」 「(おいィィ!二回目の過ちだぞその発言はよォオ!!)」 そして結局。 マ「息子のアオバだよい」 ア(アオバ)「あぷ…(いつのまに名前を…)」 親(親父)「グララララ!!俺の初孫だ、盛大に飲め!」 「「「オオオォォー!!」」」 じーちゃんでかくない?  
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

79人が本棚に入れています
本棚に追加