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『あ、そうだ…さっきお客様からケーキを貰ったんですよ、脅かしたお詫びにケーキご馳走しますよ?』
眼鏡を掛けた男性は手を拭いている小春を見て思い出したようにハッとし、白い箱を持ってきて見せながらそう言った。
「…いや…そんな悪いですよ…」
小春は片手を顔の横で振りながらそう断ったが
男性に肩を押されて店へと入ってしまった
『僕のせいでコーラ駄目になってしまったでしょう?そのお詫びだから…さ、座って座って、此処喫茶店にも成ってるんですよ?』
男性はにっこり微笑みながら箱からケーキを取り出した
それに小春は何故か顔を染めながら頷いたのだった。
そんな中店の外で小春達を見ている者が居た。
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