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2010年…東京の秋葉…
「「きゃーマジこのBL良くない!?」」
良くないし……
あ、はじめまして…俺は花町 小春…あー上の台詞は俺の近くに居る女子が言ったんだ
俺じゃねぇから、そこんとこ宜しく。
何でんな所に居るかって?バイトしてるモンで!
しかも今BL本並べ中…はっきり言ってBLって何!?なんでオトコンコが二人で!?マジ、いや真面目に意味解らないんだけど!?
んな事しても楽しくねぇだろ!?
ってか女子がさっきからウルセェ…仕事ん邪魔!黄色い声あげるな!鼓膜破ける!
女子が煩くて睨んでやった…そしたら
「ちょっとあの子…超可愛くない?!こっち見てるんだけど?!あれ男!?女じゃないの?超女顔なんだけど!滅茶苦茶髪長いジャン?!超さらさらー!」
全部丸聴こえてんだけど?男だから!ちゃんとした男だから!?女顔!?好きでこんな顔に産まれた訳じゃねー!!髪?!うるせーよ!親が伸ばせって言うから伸ばしてんだよ!文句あっか?にゃろぅ
ってか帰りぎわに髪触ってくんじゃねーよ!セクハラ女!
「花町くーんバイトもう上がっていいよー!」
花町小春が怒りに奮闘してたらバイト先の優しい天使…先輩が声をかけてくれた。
「っあ、了解ッス!」
それに慌てて返事をしたら持っていたはたきを落っことした。
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