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俺はこいつ…藤枝とは付き合っても無いし好きでも無い、だいいち興味が無い…なのに、彼氏?
誰が誰の?
俺が藤枝の?
訳が解らずその場に立ち尽くす事しか出来なかった。
「…え?これが君の彼氏ィ?この子女の子じゃないの?」
チャラチャラした男が小春の顔をまじまじと見てくる小春はこう思っていた…これとは失礼な!
れっきとした男だ!陸上部だし筋肉だって少しだがある!…と。
「…これだって?それ失礼じゃないですかね?ってか俺の女に手ぇ出さないでくれます?」
……
今、俺は何を口走っただろうか…あ、きっとアレだ…頭に血が昇って思っても無い事言っちまったんだ。
やべぇ……これは非常にマズい…
「あ?何だ?やんのか?」
チャラ男が首元を掴んできた…顔が近く気持ち悪いと思った小春は
「ちかよんじゃねぇーよマヌケ面!」
そう言ってチャラ男の手を叩いて藤枝の腕をとり取りあえず後ろに隠してチャラ男の顔面を殴ってやった。
その後、隙を見て藤枝と逃げ出した。
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