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しばらく逃げて走り疲れた小春は途中で立ち止まり大きく深呼吸した
「…っはーはぁっ!……つっかれた…」
息も絶え絶えにそう言いながら漆黒の長い髪から滴り落ちる滴を片腕で拭い横に立って呼吸している藤枝をチラ見した
『っはぁ…あんたってあんなに強かったんだねっ…私知らなかったわー…』
藤枝はチラ見した小春に気付いたのか呼吸を整えそう言った後に小春の頭を小突いた。
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