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「ってぇ…何すんだよ助けてやったのに」
小突かれた場所を抑えてそう文句を言う、すると藤枝は慌てて腕時計を見た
『あー!!!ヤバい!時間っっ!!!御免!私行くね!!』
そう言ったかと思うとバッ!っと藤枝が小春の横から消え軽く手を振ってきた。
「っあ!オイッッちょっ待てよっっ」
それに小春は慌てて振り返り藤枝にそう叫ぶと藤枝は立ち止まり振り返ってくれた
『何っ!急いでるから早く!』
「っあ…っと!ッアレ!あの言葉、本気にするなよっ!俺の女って言った事!あっあれっ違うからっっっ」
地団駄を踏む藤枝に顔を真っ赤にしてそう叫ぶ
『あー解ってるって!私夏川一哉君にしか興味無いから!じゃーね!』
顔を赤らめ目を反らす小春を見てぷっと笑って藤枝はそう言って遠くへ消えてしまった。
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