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「あ、よぉ小春ちゃん」
駆け寄ってきた小春に気付いたのかにっこり笑って肩に腕を回してくる夏川
「ちゃんじゃねーし!俺男だし!ってか人ん家の前で何してんだよ?」
肩に回ってきた腕を退け怪訝そうな顔で夏川を見て首を傾げ自らの腕を組んだ
「ん?お前を待ってたんだよ!今度の日曜日暇か?」
夏川は嬉しそうににかにか笑いながら携帯のスケジュールを見そう言った
「は?んまぁ暇だけど」
「っ本当か!?」
そう小春が言った後夏川は手をガシッと効果音がつくぐらいの力で握り締め笑顔でそう言ってきた
「っ痛いから、本当だつってんだろ?」
小春は握り締められた手を振り解いて夏川にそう伝えた
「あー暇で良かった!なら!日曜日デートしようぜ!映画観にいこう!」
「っっはぁ!?デ、デデデート!?!?何で俺がお前と?!頭イカれたんじゃねーの?お前!!」
…………今の俺は相当間抜け面だろう。
どうして、俺が夏川と?
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