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──愚かだと知りながらも、貴女はそれを望むんですね…──
──笑いながら逝けたら上々だろ?──
──私は貴女が命を懸ける程の価値はない──
──……このままでも…それなりに幸せだよ?──
──おねーさん…泣かないで…──
──ごめんね。いっぱいいっぱい傷付けて…──
──オパールじゃなく…お前にいてほしいんだ──
──君は君の望むままに…──
──…お前が…『支配者』を選んだ理由は分かっている…──
──……だけど…これが仕事なんだ…──
――護ったげるわ、私の救世主様!――
――貴女が救った存在を否定しないで――
──最期に、こんな事言うのは卑怯だよな──
──確かに僕はこの世界で命を奪われた。
だけど…この世界で君に逢えて、君といられて……本当に幸せだったんだよ──
──何事にも終わりはある。
これが、俺の『終わり方』だったってだけだ…──
──どうか幸せに──
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