第2章[Pledge of glassland]

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---------------- 『ゆ、夢…か…?』 「よぅ!起きたか!随分うなされてたけど、悪い夢でも見てたのか?」 先日の戦いで、疲れて休んでいたクランに仲間のハンター、ベガが問いかける。 『あぁ…ちょっとね…。 昔の夢を見てた…』 クランは汗だくになり、喉はカラカラのままで、ベガの問いに答えた。 「まぁ、あんまり無理はするなよ?ライアも心配してたから、見に行ってやりな?」 『あぁ、ありがとうベガ。たまにはイイヤツなんだね(笑)』 やけに親身なベガに対してクランはおどけてみせた。 「なんだ、随分元気だな!(怒)さぁ、とっとと行って来な!」 邪魔と言わんばかりにクランを押し出し、ベガは自分達の家のドアを閉めた。
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