序章[Prologue]

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『ダメダメ!決めてるんだ、これは太刀に使うんだから。 第一君に預けたらどうせ、売るか、失くすかどっちかなんだから。』 「チッ!バレたか…はははw解ったよ。もうさわがねぇよ…」 -一瞬の談笑と静寂、その刹那に悲劇は起こった- 「飛竜だーーーーーー!! 飛竜がきたゾーーー!」 -ありえない衝撃と、爆炎、瓦礫の群れと共に、村人がクラン達の家へと壁を突き破ってきた- 「お、おい……アンタらハンターだろ……? 奴を倒してくれよ……くっ……」 -村人はそう言い残し、息絶えてしまった。- 「おい!しっかりしろよ!おい!」 『だめだよ、ベガ。もう死んでる。それよりも今はこの町を救う事が先だよ?」 -突然の出来事と悲しみに伏したベガを背に、クランは襲来した飛竜の元へ向かった。- ------------------------------
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