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「今日のお昼はこんなもんでいいわね。さ、食べましょう?お腹空いたわ。」そう言ってリアは席についた。
私も空いてる席につき、サンドイッチをひとつかじった。
「学校は明日からでしょう?」
「そうよ。学校までは近いから歩いて行ってるの。運動にもなるし、ガソリン代だってバカにならないしね。」リアは肩をすくめ、コーヒーに口をつけた。
「明日は初登校だから一緒に行きましょう。」突然リアが口にした言葉に呆然とした。
「明日は……?」
「そう。いつもは朝練があるから一緒に行けないの。まあティアがサッカー部に入るっていうなら別だけど、あなた運動音痴じゃない。」しかもかなり酷いでしょう?と痛いとこを突かれてしまった。
「わかった。」しぶしぶだけど頷いた。
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