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満腹になったころ、そろそろ部屋を案内するわ。と椅子を立ったリアに続いて私も荷物を掴み、席を立った。
「一階は見てのとおりダイニングキッチンとリビングしかないの。」と言って、階段を上がっていった。
「リビングの暖炉、可愛いわね。」
「でしょう?でも、あなたのために用意した部屋はもっと気にいるわよ。」と、嬉しそうに言った。
階段を上ると、パステルカラーの扉がみっつある。
階段を上ってすぐにある扉を、リアがおもむろに開けた。
「ここが私の部屋。」
中は黒と白で統一されたシンプルな部屋だ。
「またリアらしい部屋ね。」
「まあね。」自慢気に頷いた。
ひととおり部屋を眺めてから再び廊下に出た。
「で、向かい側がティアの部屋よ。」と言って扉を開けた。
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