CASE 0

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「どうした?」 健二が同じ方向を見ながら不思議そうな顔をして言った。 「……いや、なんでもない」 今誰かの視線を感じたような…… 気のせいか…… ―――――――――― 同じ頃、このショッピングセンターでは徐々に不思議なことが起こりつつあった。 「おい! どうなってんだよ!」 「わからない! 俺が来たときには既にこうなってた!」 「向こう側も同じだったわ!」 「おい……もしかして俺達」 「閉じ込められたのか?」
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