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「そうなんですかー、へぇー」
奈々が俺の為にね……
というか誰かが俺の為に作ってくれたのっていつ以来だっけな
「……っ、な、何よ、ジーッと見て」
「いや、嬉しくて見とれてたよ」
「バッ……バカッ!」
奈々は俺の方から顔を背ける
可愛い奴め
「ふふふ、さてー、そろそろ食べましょうかー、黒沢君が持ってきてくれたケーキもあるしー」
「なんか済みません、こんな物で」
「何言ってるのよ、私だけじゃなくてお母さんの事も考えてくれて……一応、感謝するわ」
「そうよねー最高のクリスマスプレゼントよー」
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