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「なら今度、奈々と一緒にマスターの店に来て見ませんか?」
「えー?でもー私はやっぱりいいのよー、私には奈々がいるからー」
奈々のお母さんは奈々の後ろに回って肩を抱く
「ちょ…お母さん!」
「あははー、奈々ったら真っ赤よー?」
何かこうして見ると姉妹でしか見えないから怖い
「そうだー、黒沢君にプレゼントがあるのよー」
「プレゼント……ですか?」
「そうよー、今から持ってくるからちょっと待っててねー」
そう言うと奈々のお母さんは席を外した
プレゼントって……気を使わなくてもよかったのに
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