第四章

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アーク「別にいいんですよ、本当の事ですし、今は村をでたことを良かったと思ってるんですから。村を出たおかげでこの村にたどり着き、なりたかった村長にまでなれたんですから…」 ブツーロ村長「本当にあの時は、ごめん…」 アーク「そんなもういいんですよ。気にしないでブツーロ、あの時は、私もなんとなく負けるってわかっていたのに、意地でつい村を飛び出してしまったのですから。それはそうと、どうしてブツーロがここにいるのですか?」 ブツーロ村長は今までに起きたことを全てアークに話した。 アーク「そうですか、ユリさんが…そういうことなら、私も全力であなた達の力になりましょう。必要な物があれば言ってください。っといったものの、今日はもうじき日がくれる、出発は明日にして、今日は我が村に泊まっていってください。必要な物は明日までに用意させましょう。」 ブツーロ村長「ありがとう。そうさせてもらうよ…」 ドリー「ありがとうございます。」 サリー「ありがとうございます。」 ―次の日― アーク「これでブツーロからの注文の品は全部です。」 ブツーロ村長「なにからなにまでありがとう、アーク。」 村人S「サリーさんの注文の品です。」 サリー「ありがとうございます。」 村人D「ドリーさんの注文の品です。」 ドリー「ありがとう。」 アーク「そうだ!ブツーロこれを…」 アークがバケットの中からモモンガを取り出す。 ブツーロ村長「モンガ!!どうしてアークが?てっきり逃げだしたものばかりだと思っていたのに…」 《モンガ…村長の魔力をもつペット。テレパシーが使え、人とはなすことができる。》 モンガがブツーロ村長にすりよる。 アーク「すまない。私が村を出てくる時に私のカバンの中に入っていたみたいなんだがきずかなくてこの村まで連れて来てしまったんだ…返そうにもただやみくもに歩いて来たから道わからなくて…」 ブツーロ村長「地理詳しくないくせに村を飛び出していくからです。でも、いいんです。モンガが無事に帰ってきてくれただけで…ありがとう、アーク。」 アーク「いえいえ。」 サリー「きゃー可愛い!」 モンガ「誰だお前…噛むぞ(`∧´)」 サリー「えっ!モモンガが喋った!」 ブツーロ村長「違いますよ、モンガは、テレパシーが使えるんですよ。」 サリー「前から言おうと思ってたんだけど、その上から目線やめてくれない(`ε´)」
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