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フゥ「ブツーロ村長でしたか。納金にはまだ早いんじやないですか?」
ブツーロ村長「いえ、今日用があるのは、ドリーです。」
ドリー「…私?何の用ですか?」
ブツーロ村長「……話があります。今、少し時間がありますか?」
ドリー「…ありますけど…」
ブツーロ村長「フゥ、少しドリーをお借りします。」
フゥ「えぇ…」
ブツーロ村長「ドリー、私についてきてください…」
トコトコトコ…
ドリー「ブツーロ村長、何処まで行くんですか?」
ブツーロ村長「…まぁこの辺でいいでしょう。」
ドリー「で、話ってなんですか?」
ブツーロ村長「ドリー…悪いけど、あなたにはここで消えていただきます。」
ドリー「えっ?」
ブツーロ村長「あなたが、この村に現れたせいで、私の村人のユリが、レオンティウスにつれさられてしまいました。それに、ユリはフゥの友達です。それで、私はユリを返してくれるよう、頼みに行きました…そしたら、あなたを消せば返してくれると…。」
ドリー「私が何かしたって言うの?」
ブツーロ村長「わかりません。ただ、あなたが、消えてくれないとユリの命が危ないのです…だから消えてください!
いきなさい、ロボットども!!」
ドォンドゥンドォンドゥン
ドカカカカカッ
ドリー「悪いけど私、防御主体だから、そんな攻撃効かないの。」
ブツーロ村長「くっ、なら、どうすればいい…早くしないとユリが!!」
ドリー「ブツーロ村長、私がユリさんを助けに行きます。」
ブツーロ村長「…!頼めるのですか?私は、あなたを殺そうとしたんですよ。」
ドリー「もちろんです。それに、私を殺そうとしたのは仕方なくでしょ。聞く所によるとユリさんはフゥの友達みたいだしね!やっと、ちゃんとした恩返しができるし!」
ブツーロ村長「……ドリー…ありがとう!」ドリー「それで頼みがあるんですけど…旅立ちの用意、お願いできますか?」
ブツーロ村長「そんなことなら任せてください!」
―次の日―
ドリー「…フゥ、ブツーロ村長、今までありがとう。行ってきます。」
ブツーロ村長「頼みましたよ。」
フゥ「ドリー…気をつけてね…」
ドリー「心配そうな顔しないで!すぐにユリを連れて帰ってくるから!!」
フゥ「約束よ…」
ドリー「うん!」
ブツーロ村長「ドリーこれを…気持だけだが持っていって。」
ブツーロは、ドリーにお金を渡す。
ドリー「ブツーロ村長…ありがとう。大切に使うね!」
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