第二章

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ドリー『えっ…私かよ!』 サリー「私は、確かにスナイパーだけど…私は、悪を貫くスナイパーになりたいの!」 サリーの父「わがままいうんじゃない!」 サリー「パパなんて大嫌い!」 サリーの父「ガーン。おれは、お前をそんなふうにそだてた覚えはないぞ!そんな聞き分けのない子は死ね!!」 ドドドドンッ サリーに向かって数百発のミサイルが飛んでいく。 ドリー「ヒドイ…」 スパパ、スパパ、スパパ、スパパパッ ドリーが放たれたミサイルを全て斬り裂く。 ドリー「許せない…言う事聞かないなら自分の娘でも殺せるっていうの!」 サリーの父「金のためならなんでもやれる!!」 ドリー「そう…なら、いい情報をあげるわ…私がドリーよ!!」 サリー「!?」 サリーの父「!?……ならちょうどいい…お前もサリーと一緒にしね!!」 ドドドドンッ ドリーとサリーに向かって数億発のミサイルが飛んでいく。 サリー「ドリー!下がって!!」 ガチャン サリーの手には、巨大なマシンガンが握られていた。 ドリー『また、どっからでてきたのやら…』 ドガンッドババババハババババババ サリーがミサイルを全て撃ち落とす。 サリーの父「サリー、何をしているんだい?今、そいつを殺せば100億Jだぞ!」 サリー「お父さんこそ何いってるの…」 サリーが睨む。 サリー「今、"サリーと一緒に"って言ったわよね…私も殺す気だったんでしょ…」 サリーの父「くっ…」 サリー「ドリー…あなたは必ず私が守る…お父さんの思い通りにさせたくないから!」 サリーの父「サリー…貴様というやつは!!もう、絶対殺してやる!」 キチッ ドリーが背後からサリーの父の喉もとに剣を突きつける。 ドリー「私が、そんなことさせない。」 サリー「ドリー…(/_;)」 サリーの父「ふっ…私の負けだ殺れ…」 サリー「ドリー…やめてあげて…たとえどんなに酷い父親だとしても私のたった一人のお父さんだから…」 サリーの父「サリー…」 ドリーは微笑んで、サリーの父の喉もとから剣を離す。 ドリー「いい娘さんじゃないですか…大切にしてあげてください。」 サリーの父「わかった。すまなかった…そしてありがとう、ドリー…」 ―その後― サリー「ありがとうドリー。私は炎のスナイパーサリーよろしくね!」 ドリー「私はドリーこちらこそよろしく!」
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