第一章

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モヤモヤもんもんしたまま俺はベットで横になっていた。 「さーくーらーいー…」 桜井の名前を呟いた。 もはや口癖ってくらい桜井の名前を言う俺は、ほんとに桜井が好きなんだ。 学校でのかわいい笑顔… コンビニで見た無表情… 無表情な桜井はいつもより大人に見えた。 笑ってる桜井のが幼い感じでかわいくて俺は好きだ。 「響ーーー」 ノックもせずに、兄貴が入って来た。 「んだよぅ……」 ふてくされ気味な俺に兄貴はとんでもないプレゼントを持って来たんだ。
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