32人が本棚に入れています
本棚に追加
「百合愛でーす。」
お客さまに笑顔で挨拶した。
大きくないが、それなりに形のいいあたしの胸をお客さまは眺めていた。
「ユリナちゃんか…かわいいね。」
そう言いながらあたしの胸に手を伸ばしてくる。
手の早いお客さま…
話すのが苦手なあたしには神さまみたいだよ。
気持ちよくもなんともないのに、感じてる演技をする。
お客さまがエスカレートする度にあたしの演技もエスカレートし、ほんとに感じくる。
心の変わりに、あたしのアソコは泣いているように濡れていた。
これがあたしの仕事。
百合愛の生きる道なんだ。
最初のコメントを投稿しよう!