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オンロンたちは海辺から三日月をみていました。
雲のすきまから月がぽっかりと
顔をのぞかせていますその月を観てオンロンは、ポツリと言いました。
[たしかに、三日月は空にうかぶ船みたいだロン]
[ああ、でも…月の船だワン。乗るのはむりだワン…]
どこにも行けない少女が一番好きだったのは部屋からの見える窓からあの三日月だったチュ。]
[少女は、いつも夢うつつの中であの三日月の船に乗って旅をするのが 大好きだ
と言ってたチュ…] するとオンロンは、立ち上がり
チビとピピを背中に乗せて空にまい上がりました。
[ピピ、もう歌を思い出さなくていいロン!]
オンロンは何をするきでしょう?
チビもピピも心配になりました。
オンロンは高く高くさらに高くまいあがります。
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