ことばで伝える心

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そこに…窓からピピがやって来ました。 [ピピ!!] パパは、とうおくにすてたピピが帰って来たからおどろきました。 ピピは少女の枕元にまい下りると歌を歌いはじめました。 そろは美しく夢をさそうような歌でした。 ピピは心に強くおもい浮かべました。 あのオンロンたちと見た雲にうかぶ三日月を ピピは、一生懸命歌いつづけました。 あの黄金の三日月の船の歌を……… その船には、大好きな少女が乗っているのです。 でも…少女はもう ほほえんではくれません 少女のからだは つめたくなりはじめていました。 それでも、 ピピは歌を歌いつづけす
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