~空腹の詩~

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とーんと昔のことであります。 とある農村地帯と思われるところに森の熊さんが住んでいたのです。   ※矛盾などにツッコミを入れてはいけません。危険です。てか、負けです。   森の熊さんAは、森の熊さんBに対してこう言いました。   A「なんかお腹空かない??」   すると森の熊さんBは森の熊さんAにこう言いました。   B「奇遇ですな。何を隠そう私もお腹が空いていたのです。」   なんと森の熊さんAと森の熊さんBは二人ともお腹が空いていたのです。   ビックリだよね(・∀・)   さて、皆さんがそのような事実に度肝を抜かされている間に森の熊さんAと森の熊さんBはこの空腹感をどう対処するか話し合うことにしました。   そこで森の熊さんAは森の熊さんBに対して  A「何か食べ物を口に含むことに成功すれば、この空腹感を満たすことに成功するんじゃね??」   そして森の熊さんBは森の熊さんAに対して   B「な、なんと大胆な!!しかし、その計画が成功すれば我々は空腹を満たすことに成功しますなぁ!!」と言いました。   この言葉に対し森の熊さんAは森の熊さんBに   A「何を口に含む??」と問いました。すると森の熊さんBは森の熊さんAに   B「え、あ・・・なんでもいいですが。」と答えました。   すると森の熊さんAは森の熊さんBに   A「何でも・・・か。何でもって言われても困るんだよね。」と言いました。   森の熊さんBは悩んだあげく、森の熊さんAに   B「森の熊さんAさんがお好きなものでよございます。」といいました。   すると森の熊さんAは困ったように森の熊さんBに   A「えー、自分も何でもいいんだけど。・・・じゃあ森の熊さんBさんは何が好き??」といいました。   森の熊さんBは森の熊さんAに   B「んー・・・。食べ物の好き嫌いは特にないし・・・。歳とってからは味覚もずいぶん変わってきましたからねぇ・・・。あ、森の熊さんAさんは何がお好きですか??」と言いました。   森の熊さんAは苦笑いで   A「自分も同じなんだよねー。」とボソリと言いました。   すると森の熊さんBは   B「なんと、森の熊さんAさんもでしたか。これは我々は気が合いまするなぁ。がっはっは。」と言って笑いに笑いました。     こうしてしばらく この農村地帯らしき場所に 笑い声が絶えることはありませんでした。   めでたし、めでたし。   はは、意味がわからんね。
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