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ディエンド『月が戻る…』
ディエンドが空を見上げる。レジェンドルガの力がアークの死によって無くなりその効力が失われた為だ。
ディエンドが勝利を確認すると変身を解除する。
Jが消え、海東の姿に戻るとふらつきながらその場に膝をついた。
海東「力を…使い過ぎたかな?」
海東が軽く頭を抑える。
Jの召喚と自らをファイナルフォームライドする事で、その力を使い過ぎたようだ。
恵理「海東くん!」
海東「やあ、ちょっと時間がかかったけど倒せたよ…」
疲労困憊であるにも関わらず余裕の笑みで駆け寄る恵理を迎える。
海東「それより…レストランに行こうじゃないか。全ての真相を知る為にね」
恵理「…はい」
海東「グ!」
恵理「大丈夫!?」
海東「あ、ああ」
恵理がとっさに肩を貸す。
海東「すまないね。それじゃあ行こうか」
海東が恵理の店に向けて歩き出す。
恵理が何故、自分のレストランに向かっていたのか?
真実に向けて動き始めていった―――
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