トラック1~そして神の頂きへ~

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海東「ありがとう…もう大丈夫だ」 海東がレストランの入口に着くと恵理と距離を取る。 恵理「でも」 海東「いつまでも肩を借りているわけには行かないからね…。Gくんに悪いだろ?」 恵理「え?」 海東「僕は怪盗なもんでね」 海東が指で拳銃のジェスチャーをして恵理の胸元を居抜く。 恵理「…自信家なのね」 恵理が少し笑って呆れた声を出す。 そして海東がゆっくりと階段を降り、扉を開こうとするのだが ドアノブを触ろうとした瞬間、ピタッと止まる。 恵理「どうしたの?」 海東「…中に誰かいる」 海東がディエンドライバーを構える。 恵理「シェード?」 海東「その可能性は充分あるね。大ショッカーはブラック将軍の感じから察するに彼等は"この世界"の真実には遠いみたいだからね」 恵理「え?」 海東「…まあいい。奇襲をしかける。少し下がりたまえ」 恵理「!」 海東がそう言うと、さっきまでの小声とは対照的な激しい勢いで扉を開き銃を向けた。 すると海東の目の前に一つの人影が驚いたような動きをした。
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