プロローグ

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ひより「徳川とか言う男か?」 G「…はい」 ひより「ちょっと待て!」 ひよりがGの動きを止める。 ひより「お前の体、治してやる」 G「え」 ひより「1対1で闘うんなら万全の状態で闘わないと」 G「…すみません」 ひより「構わない。体が治ったら一端変身を解除するんだ。少しでもエネルギーを回復しろ」 G「わかりました」 ひよりはそんなGの言葉を聞くと静かに微笑み、手を当てる。 するとみるみるダメージ箇所が治っていく。 そして2分ほどすると完全に回復した。 G「ありがとうございます」 Gは御礼を言うと変身を解除させた。 ひより「気にするな。僕も自分の目的を果たす…」 吾郎「お互い頑張りましょう」 ひより「ああ」 吾郎はひよりに改めて感謝のお辞儀をすると、セキュリティエリアに消えて行く。 ひより「頑張れよ」 ひよりはそんな吾郎を静かに見送った。
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