恋は突然に。

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しかし、次の一言で立ち去ろうという思いはだんだんと消えていきました。 「イイ声してるよ~!歌いなよ、可愛い娘ちゃん!それアンコール!アンコール!アンコールワット!」 少し死語だったり、色々意味不明ですが、可愛いと言われ嬉しくなりました。 「ダイヤモンドのそら~♪アンコールワットきゅうで~~ん♪」 そしてまた私は歌いはじめました。 どうやら向こう岸にいる彼にも歌は届いたようでした。 あれがひとめぼれの原因ですね。 ん?ひとめじゃない? 細かいことは気にすんなです。 ともかくそれが彼との出会いでした。
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