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陽は斬魄刀をクロスさせた
「我が右手となりしこの世を凍て尽くせ、我が左手となりし全てを腐敗せよ!!」
一瞬、陽の周りが青白く光った、それが消えると陽は二丁の銃を持っていた
「『氷葬狼魔』。」
「………やっぱり凄い。」
世羅は素直に陽を誉めた
「世辞はいりませんよ、行きますよ世羅。」
陽は右手の銃を撃ち抜いた
世羅は瞬歩で避けようとしたがあまりにも速かったので腕に当たってしまった
すると右手がどんどん凍っていく
「!!!」
「忘れた訳ではありませんよねえ、私の能力。」
陽は世羅の背後に来ていた
ビックリした世羅は間合いをとった
「右手の銃で撃たれると、そこからどんどん凍っていく。左手の銃で撃たれるとそこからどんどん腐っていく。」
「………それより速くなったわね瞬歩、私の背後に来るなんて。」
「当たり前です。」
陽は当然のような口調で話す
「あなたが誰より速かったのはとうに昔の事ですから。」
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