新たな死神

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「彼らは“封じられた扉”から来た者じゃから、力は保証する」 「へえ、ちったあ楽しめそうじゃねえか」 更木は笑みを浮かべていた。 「これにて、隊首会は終わりにする」 隊長達は帰っていくが、一人だけ帰らぬ者が居た。 「山本総隊長」 「日番谷か、何用じゃ」 「はい、山本総隊長がさっきおっしゃった“封じられた扉”と言うのはどういった物なのでしょうか?」 そう言うと、総隊長は物苦しい表情を浮かべる。 「総隊長………」 「うむ、やはり日番谷隊長には隠しきれないようじゃの、“封じられた扉”とは昔、罪を犯した者が閉じ込められる扉の事じゃよ」 「!!!あの者達は何をされたのですか?」 「………それは言えぬ」 「そうですか……、ありがとうございます」 そう言い隊舎を立ち去った。
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