プロローグ

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それは現実だったのかもしれない。 それは夢だったのかもしれない。 それは願望だったのかもしれない。 それは必然だったのかもしれない。 それは偶然だったのかもしれない。 それは未来だったのかもしれない。 それは過去だったのかもしれない。 それは希望だったのかもしれない。 それは絶望だったのかもしれない。 それは……言葉じゃ説明できるほど簡単なものじゃなかったのかもしれない。 あるいはできたのかもしれない。 だから俺は、 幻想郷というこの素晴らしい世界で、 誰よりも大切な彼女と一緒に生きると決めたんだ。
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