あらすじ

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前巻のあらすじ  あるところに涼介と美月という少年と少女がいました。2人はある時点から以前の記憶がない、所謂記憶喪失でした。(もちろんこの名前は引き取り手に付けられた名前)記憶喪失、引き取り手の死亡等の不幸はありましたが2人は友人の東雲綾乃、吉田蛍太と楽しい学校生活を送っていました。 ある日の帰り道、涼介と美月の目の前に空からレノと自称する人物が降ってきました。2人に用があるらしいレノは明らかに明らかに胡散臭いためスルーしていましたが、レノが2人の過去を知っているという発言により家に招き入れることとなりました。  レノの話によると涼介と美月は違う世界の生まれで、戦争により此方の世界に転移させられてしまったこと。涼介の本当の名前はミレス、美月の本当の名前はフィアであることなどを教わりました。  レノの役割はミレスとフィアの両名をもとの世界に連れ戻すこと。涼介改めミレスと、美月改めフィアはレノのことを完全には信じてはいません。そこでレノは魔法を見せることで信頼させます。それでもレノは胡散臭いことにかわりはありませんが、自分達を騙してもレノには何にもメリットはないと思ったためレノに同行することとなります。
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