いつかのメリークリスマス

「あー今日はもうクリスマスか。彼女と付き合い始めてもう３年かぁ。早いもんだなぁ。お、雪だ!!」
雪がちらちらと降りはじめてきた。街はどこもクリスマスツリーがあり、飾り付けや灯りがついていた。クリスマスということで人々は慌ただしかった。
「あっ!!もうこんな時間だ！急がなきゃ店が閉まっちゃう。」
仕事が終わって家に帰る途中、気がつけばもう夜の９時近かった。僕は夜の商店街を走って店に急いだ。
「よかったぁ。まだ閉まってなかった。」
「いらっしゃいませ!!」
僕は店に入った。クリスマスということで、店には人が多かった。
「これだなぁ。あいつが欲しがってたやつは!!すいません。これください。」
僕はシンプルな木でできた椅子を買った。
「ありがとうございました。」
僕は店を出て、買った荷物を抱え電車に乗った。僕はとても幸せそうに窓の外の景色を見ながら微笑んでいた。
僕は電車を降りた。
「love me～♪ケチってないで僕はきっと愛をもっと出せる～♪I love you～♪ おごらせてるだけじゃそのうち誰もいなくなるよ～♪」
僕は歌いながら線路沿いを家へと少し急いだ。
「ただいま～!!」
僕は家のドアを開けて言った。