出会い
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瞳に溜めていた涙はラティカの頬を濡らす。 「竜に乗りたいのは、私の記憶に竜が関係してるかもって思って…」 「…どういう事だ?」 「時々竜に乗って世界を旅する夢を見るの…夢と言ってもすごくリアルな夢だから…竜に乗れば何か思い出すんじゃないかと…」 「なるほどな…」 ラティカの理由にユイヒは納得はしたが、竜に乗らせることは出来ない。 でももし自分専用の竜がいれば…。
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