待ち合わせは我が城

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大倉「涙がとまらねぇ」 嗚咽を漏らす大倉 インタ「あのー大丈夫ですか?」 大倉「あっ…うぅ…すんません…ズッ」 鼻を啜りながら泣き腫らした顔をこちらに向ける大倉 インタ「あのっ何事ですか?」 「いやーハハッ 参った もう感極まっちゃって…この眺め見てたら…」 大倉ははにかんだように笑って 親指を立てて クイッと展望台を指した 一体 大倉は 何を感じているのだろう 大倉「こっからの眺めもほんと変わったなー ただ遠くに見える 生駒山だけはあの頃と変わらず、 そこにある それがもうたまんないんだよね」 そう言ってハンケチを取り出す大倉は 正に気分はハンカチ王子だったに違いない。
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