最速の子孫たち。

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「1年生、2年生、3年生みな頑張ってください。」 「はぁー、やっと終わったよ校長の話!なげーんだよ」 「ハハハ!それよりレオどうなってっかな?」 「どうだろー?」 「そんなことどーでもいいんだよ!それより透!さっき見つけたカワイイ子んとこ行こうぜ!」 「おう!行こうぜ!」 そんなことって・・ かわいそうなレオ・・ 「お前らもうすぐHR始まるぞ?」 「よぉぉーし!ダッシュで行くぞ!透!」 「わかった!」 うぉぉおお!!! 2人は全速力で女の子を見に行きました。 それは まるで 風のように・・ 「バカだなあいつら。」 東城くんが冷静にツッコミました。 僕と東城くんふたりぼっちになって新しい教室に向かいました。 中山と柴田は違うクラスでしたが馬鹿2人とアホ1人が一緒のクラスになってしまいました。 すると、レオくんが帰って来ました。 「どうした?」 「“お前は1年生からやりなおすのか?”って!」 「ふ~ん。」 「なんで遅刻したんだ?」 「え?母ちゃんと昨日からケンカしてた。」 「なんで?」 「一昨日サッカーの練習さぼったらバレてケンカしてる」 「アホか!?」「おかげで昨日の夜からなんも食ってね~!今朝隠れてみそ汁飲もうとしたらバレて追い出された!」 「そ・・そうか・・」 僕はポケットにあった飴をレオにあげました。 「やった、ありがとう!」 「どーも。」 「俺たちってあれだよな!親友だよな!」 「あ・・ああ」 飴玉だけで親友になっちゃいました・・ キーンコーンカーンコーン! 「お!なったなった!クラス入るか」 ちょうど僕たち3人が教室に入ろうとしたとき。馬鹿2人が帰って来ました。 うぉぉおお!! 「おー帰ってきた帰ってきた!」 「ほんとだ3人走ってる!」 !? 「3人?」 「ほら!」 馬鹿2人が一緒に走ってるその後ろに 安田! まぁぁぁてぇぇえ!
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