最速の子孫たち。

7/21
前へ
/36ページ
次へ
日曜日・・・釜原。 天気は快晴・・・ どんなスポーツをやっても楽しそうな天気です。 この日集まる予定の人は湯川、東城、山本、武田、レオと僕。 柴田くんは彼女と遊び、中山くんは家のそば屋の手伝いがあるそうです。 みんな時間通りに集合場所に来ました。 1人を除いては・・・ レオくんが遅刻です。 もう20分・・・ 山本くん 「何やってんだよ!あいつ!」 武田くん 「親にサッカーさぼったのばれたんじゃね?」 東城くん 「あはは、ありえる!」 「どうする?」 山本くん 「あいつ携帯持ってないからな~」 東城くん 「あと30分して来なかったら行こうぜ!」 そんな話をしてた10分後・・・ 「来た!」 レオくんは坂の下から自転車を引いてやって来ました。 山本くん 「おせーよ!バカ」 「ごめんごめん!」 「何してたんだ?」 山本くん 「しょーもない理由だったらぶっ飛ばすからな!」 「いやね!来るとき遅刻しそうだったからね。全速力でとばしてたんだ。」 「うんうん!」 「それで赤信号無視しまくってたら引かれた!」 「何に?」 「車!」 ぶわっはっは! 見るとレオくんの自転車はペダルのあたりがボコボコです。 レオくん 「くそ~、あの車め~おぼえとけよ!痛って~」 ということでレオくんは自転車がボコボコなのでロードレースは・・・・・・棄権!
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加