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父さんの言葉で精神はだいぶ安定しました。
しかし、その日から僕は友達をなくしました。
僕も友達もその日から距離をおくようになり・・・自然に接しなくなりました。
そしてもう一つ、僕に嫌いなものが増えました。
それは土曜日です。
少し前まで小学校は土曜日にも授業がだいたいの学校にあり、授業時間が全学年一緒なのです。
平日は2年生と6年生の時間が違うのでさっさと早く帰ればいじめられないのですが、土曜日は違います。
しかも、いじめっ子というのは、どこまでも追いかけてくるものなので安全な場所は家しかありません。
そのため、土曜日、僕は汚れてもいい服を着ていきます。
そして、クラスの中で一番早く帰るのですがいつも僕の前に現れ、小学2年生の僕はそのたびぐしゃぐしゃになりながら家に帰ります。
僕が泣いて帰ってくる土曜日は父さんがいつもなぐさめてくれます。
泣いて帰ってきた時はいつもこう言います。
「男の子が泣くな!」
「男は悔しいときや悲しいときは我慢しろ!」
「大切な時とか、ん~なんかうれしいときにとっとけ!な?」
「・・・うん」
「俺が祝日遊んでやる!だから泣くな。約束だぞ?」
「うん!」
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