友達

3/8
前へ
/35ページ
次へ
「あっ、リュウ!おはよう」 タカシは笑って、俺のほうに振り向いた。 ムカつくくらい綺麗な笑顔だよなぁ… 全く、コイツこのクラスの声に気づいているのだろうか、この男は。 「ん、おはよ」 俺はそんなことを思いながらも、表では笑顔で返事をする。 「っあ!リュウとタカシおはよ~っ」 俺がタカシの前に来ると同時に、俺たちの友達である赤石 サトルが近づいてきた。 入学当初に、すぐに仲良くなった俺とタカシとサトルは、今でもこのクラスの仲良し三人組なのだ。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1210人が本棚に入れています
本棚に追加