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同じ中学出身ということで、私と俊夜の家は15分ほどの距離にあった。
そのためか彼は「送る」と言ってくれた。
正直、私には彼氏がいるので一瞬気が引けたが送ってもらうことにした。
あと、家まで少しという距離まできたときだった。
「…結衣……ごめんな。本当に…………。」
突然、俊夜があやまってきた。
「付き合ってた時、会いにいくことも…メールすら返せなくて…………。」
そう………。
俊夜は私の元カレ。
「あやまるのは俊夜じゃなくて私だよ…。」
「でも辛い想いさせてたから……。」
「ごめん……俊夜…………。キミが悪いんじゃないの………………。」
悪いのは私だから………。
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