紅の瞳
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「封印するには竜を宿す母体が必要です。 どなたにされるのですか?」 「ウォル様私が!!」 「ミスト様にお世話になりました私が!!」 将達から声が上がる。 しかし 「もう決めているのです」 ミストの声に水を打ったように静まる そして次の言葉を固唾を呑んで待った
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