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そしてミストは重いであろう口を動かす
「わかっていますね?」
…そうあれは俺に向けて言った言葉
その瞬間、俺は体内に竜を宿すことを決めた
「わかりました
覚悟はできています」
しかしこれにまたもや反対の意見が出る
「ミスト様!!
危険すぎます、もしフィルス様の身に何かあったら…」
それは俺の付き人であるセインからだった
「…確かにどうなるかはわかりません。
命を落としてしまうかもしれない…
でもこの子だって王族の者。
それに…きっと将来この国をまた復興させてくれる…。
そんな気がするのです。」
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