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「くっぐはっ」
「テクニックは僕の方が上でしょう」
河井の拳が炸裂してくる
河井「これで終わりだ。ライトアッパー」
竜児のアゴに痛烈なライトアッパーが炸裂
地面に叩きつけられるのかと思いきや石松がクッションがわりになってくれた
竜児「い、石松」
石松「ちぃせぇ俺の体でもクッションがわりくれえにはなったろ、河井を倒せるのはお前だけだ。た、頼む河井を倒してくれ竜児」
「そうだ河井を倒せるのは高嶺だけだ。高嶺立ち上がれ頑張れ河井を倒せ」
竜児「み、皆。よし」
河井「ふっまたリングの上に上がってくるとは所詮井の中の蛙でしかないんですよ君は」
竜児「たしかに井の中の蛙かもしれないけど河井さん、あんたが井の中の蛙を飲むほどの大波には見えない」
河井「なにっ」
竜児「俺達姉弟は井の中の蛙から飛び出してこの地にたったその航海はまだ終わっちゃいない」
「当たる当たる行け高嶺~」
河井「たしかに君のセンスは本物だ。しかしこの現状はどうするブーメランは出せない後一回ダウンでKO負けやはり君は井の中の蛙でしかないんですよ」
「倒れるな~高嶺~」
竜児「ぐはっぐあっぐっはっくっ」
河井「これでフィニッシュだ~」
「どうするどうする?はっ!」
菊「竜児~っブーメランは不死鳥だ~っ」
竜児「はっ」
河井「ライトアッパー」
竜児「ブーメラン」
「おおっとブーメラン河井君これをかわして左カウンター」
河井「な!」
貴子「なにぃ~っ」
竜児「ダブル、ダブルブーメラン」
河井「ぐあっ」
貴子「あの体制からもう一度ブーメランを繰り出すなんて」
「高嶺君ついにやりました優勝で~す」
竜児「や、やったぜ姉ちゃん」
菊「やったあ」
「高嶺が優勝だ~」
河井「高嶺君井の中の蛙は僕でした。おめでとう君が君がチャンピオンだ」
竜児「河井さん」
貴子「負けた竜児の闘志と菊のボクシングセンスに」
竜児「もうすぐだもうすぐプロボクサーになって迎えに行くからな母ちゃん」
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