死の価値

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バイト先では仕事のできる男で通っている。 執事の様な制服を着て、ワイングラスを拭く…これが好きでこのバイトをしている。 理解できる人にはわかる憧れってやつ? しかし、今日は仕事に身が入らない。 頭の中は工藤 未來ではち切れそうだ。 「ちょっと!!ちょっと!!おい…聞いてるか?兄ちゃん!!酒、作ってくれよ~」 「あっすみませんっ。ただいま。」 考え過ぎて周りの声が聞こえてなかったらしい。 客におかわりの酒を出し、またグラスを拭きながら考えいた。 すると、見た顔が店に入ってきた。
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