君がいない

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神聖ローマ 今夜は雨が降っていて 君の声が聞こえない 君はあの日 大事そうにデッキブラシをかかえて 戦場へ行った 暗い家の中で君はいつも俺と一緒に居てくれた そしてあの日 君は俺にこう言った 「何百年たっても、お前が世界で一番大好きだからな!」 あんなにイヤだった戦争が 君を国ごと焼いてしまった 神聖ローマ 君が世界から居なくなって 星の中で俺を見守るようになってからしばらくして 君が居た場所には新しい国が出来た 俺の他に誰も知らないけれど 神聖ローマ 今夜は雨が降っていて君の声が聞こえない
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